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tech venture business » Posts in '惹かれるベンチャー企業たち' category

Vator.tv – 人材援護で成功を導けるか?

どうも。このブログでアクセスの多いエントリーを集計して右のコラムに試しに載せているんですが、知らぬ間に、プレゼンの話がトップになっていました。本ブログのコアな内容ではないのでいささか複雑な心境ではあるのですが、やはりプレゼンに悩む方が多いということなのでしょうか。基本編以外にもまた今度書きますね。

さて、今日はプレゼンにちょっと関係する話を。最近書いていなかったのですが、相変わらず月1で行っているSF New Tech Meetupというベンチャーのプレゼン+ネットワーキングイベントで先週見たものをご紹介しようと思います。

先週のイベントは女性起業家というあまりないテーマだったので、女性視聴者も多く、普段Geekでいっぱいの会場はいつもよりは若干華やいでおりました。で、その中でもひときわ華があったのが、Vator.tv というピッチビデオサイトの紹介をした、CEOのBambi Francisco氏。ちょっと場違いなくらいにきれいなお姉さん風で、しかも有力者を結構知っていそうだったので、何事かと思ったら、この方、CNNや Dow Jones MarketWatchでインターネット関連を追っていたジャーナリスト/レポーターだった人なんですね。

このVator.tvはサービスを開始して間もないベンチャーで、ビジネスやテクノロジーのアイディアや自社の製品・サービスなどをピッチ(宣伝)したビデオを掲載したり、閲覧したりできるというサービスです。YouTube等で同様のビデオが掲載されていることもありますが、その目的にフォーカスしたサイトを提供しギブ&テイクができるコミュニティを形成するというのが狙いのようです。社名はイノベーターのエレベーターピッチというところから取ったとか。最初の想定はアイディアをピッチしてVCからの投資を募るというところで、それを拡張していったのでしょう。

こういうサービスは「あったら良いよね」というものではあるのですが、実際に有益に機能させるのはかなり難しいと思うんですよね。どれだけ質の高いビデオコンテンツ及び質の高いユーザーグループを集めひきつけ続けられるか、そしてビデオが多数の一つとして埋もれてしまわないような、見たいコンテンツを的確に見つけ出せる仕組みを埋め込めるかというのが、すぐに頭に浮かぶことですが、中々一筋縄ではいきませんよね。

そして、より根本的な問題は、ビデオというメディアかもしれません。このNew Techイベントでも数多く見ましたが、近頃ビデオ関連のベンチャーがとにかく多いです。みんなそんなにビデオ見るんでしょうか…? 私は殆ど見ません。最大の理由は、要する時間です。編集がしっかりされていないことや内容の説明さえもおろそかなことが多く、要旨を把握するのに無駄にする時間が多すぎると感じるのです。

例えばあるベンチャーのやっていることをHPやニュースで見て興味を持った場合、次のステップとして、ビデオによる簡潔な説明があればとても良いと思うのですが、何の興味も無い時点では見る気がしない場合が多いと思います。ピッチの目的にあわせて掲載ビデオの時間制限をする等の仕組みは最低限必要な気がします。

かなり否定的なことを言ってますが、一つ面白いなと思ったのは、Competitionsという仕組みがあって、雑誌やカンファレンスやVCがテーマを決めて主催するコンペでそれにビデオ応募することができるものです。現在進行中のものでは、雑誌AlwaysOn主催のクリーンテクノロジー、 Pequot Ventures主催のビデオゲーム等のコンペがあります。テーマと仕組みがしっかりあれば、それなりに利用価値もあるかもしれないですね。

そして、このVator.tvはもしかしたら機能する可能性もあります。というのは、背後の人々が中々の顔ぶれだからです。先に述べたCEOがネット業界そしてVCコミュニティにかなり深いネットワークを持っていること、そしてそれを反映するかのように、PayPalファウンダーでVCのPeter Thiel、MySpace前会長のRichard Rosenblatt、そして以前GoogleのAdSenseを担当していたGeorges Harikなどがエンジェルとして既にバックアップしているんですね。こうしたネットワークを駆使して良質なユーザー及びコンテンツを集め、経験ある関係者が頭と力をあわせれば、上手くいくかもしれません。まあもちろん、大失敗もありですけどね。

さて、どうなることやら。ご興味のある方は自社のピッチビデオを投稿してみては如何でしょうか。
今日はこんなとこで。ではまた。

P.S. あ、お知らせなのですが、8月27日の週に東京に行きます。せっかくだから会ってやろうかという方、会うべき人をご紹介してくださる方、もしいらっしゃったら、お手数ですがメール(techventurebusiness at yahoo dot co dot jp)にてご連絡いただけますか。宜しくお願いします。

Facebookの勢い、SNSの浸透度

どうも。今日は前回のウィジェット続きで、Facebook関連の話を軽く。

Facebookはここ暫く、シリコンバレーで最も熱いベンチャーの1つとして注目されてきたのですが、プラットフォーム化してからその勢いはかなりのようです。3rd partyの開発者が狙っているプラットフォームトップ2はこのFacebookとiPhoneだとのこと。これは凄いですね。

皆が狙うと当然いろいろと問題があるわけですが、先日Facebook向けにウィジェットを作った開発者による「そんな薔薇色じゃない」といういわば告発文的なものがValleywagにありました。ご興味があればぜひ。

このFacebook、暫くは大学生向けのSNSとして成長してきましたが、昨年、誰でも登録できるようにしてからはユーザー数は激増中。comScoreによると、今年5月には月間のユニークビジター数が2660万に達し、昨年同時期と比べて89%増だそうです。

最近、FacebookをMySpaceと比較したもので中々面白かったのが、こちらの記事。 ユーザーはどちらかといえばメインストリーム系で、MySpaceはオルタナティブ系という感じらしいのですが、この記事では更に踏み込んで、UCバークレーの博士課程の学生による論文で、これらは二極化した社会階級を示しているという内容のものを紹介しています。先日、米軍ではMySpaceの使用が禁止されたものの、Facebookは禁止されなかったのですが、それは兵士の多くがMySpaceを使っていて、将校の多くがFacebook派だからだとの噂もちらほら。

まあ、片や元はハーバードの寮からうまれた大学生コミュニティーですからねぇ。といってもあれだけのユーザー数を抱えるMySpaceがアウツ系(社会経済的或いは性格的に)ってのも、なんだかしっくりきませんけど。アメリカらしいかもしれませんね。

それにしても、SNSはかなりの浸透度のようですね。先日、二十歳そこそこの女子にMySpaceをやっているかと聞かれ、やってないと応えたら、ピシャリと”How old are you?”(トーンからして「っていうかアンタいくつよ」という感じです)と返されました。衝撃。オジサンやオバサンでない限りSNSをやっていないはずがない、という程に浸透しているみたいですね。いや実際結構いってますから、良いんですけど…そんなにストレートに年齢を聞かれたことなどなかったので驚きました。

そう、やっていないんですよSNS。一応仕事用にLinkedInはあるにはあるのですが更新もちゃんと出来ていません。この分野はメタでは追ってたのですが、自分では一切手をつけてこなかったのです。私の場合は年がどうのというより、興味の方向性に加えて性格的なものですけどね。まあプラットフォームとウェジェット経済を調べる上でも良いかもしれませんので、MySpace、Facebook、それからmixiにもここらで入ってみようかと。今更ですが。心やさしい方々、友達リストにでも入れてやって下さい。

日本のSNSの活用レベルはどのくらいなんでしょう。様々な住み分けはmixi内のコミュニティでなされているんですかね。Mixi以外に一部でポピュラーなものとかあったら、どなたか教えてください。

今日はこんなとこで。ではまた。