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明けましておめでとうございます

どうも。皆様、明けましておめでとうございます。良い休暇を過ごされましたか?

私はといえば、エクアドル、短い旅でしたが楽しんできました。現在、仕事に復帰してからすぐ風邪を引いてしまう、というダメ社員ぶりを露呈中。なので今日は、ご挨拶程度に、今回の旅で気づいたことでブログ趣旨に若干沿うようなものを幾つか。

実は私はちょいと年季の入ったバックパッカーでして、今では場所によっては小洒落た旅もするようになりましたが、基本的には観光というよりはローカルなことを経験しに行くのが趣味なので、年をとっても相変わらずそういうミニマルなスタイルで旅するのが好きでして、これからも続けていきたいと思っているわけです。この10年強を比較すると、バックパック旅行の分野においても、インターネットの影響は計り知れないものがあります。便利になりハードルは低くなった反面、情報の取得・交換方法或いは人や自国との繋がり方という面では後戻りし得ない質的な変化が起きたように思います。

今回利用した「隔世の感あり」のサービスには安宿の予約サイトがあります。通常この手の旅では宿の事前手配はしないのですが、今回は現地でも休暇の時期であることと、友人と落ち合うという追加のロジがあったため、予約をすることにしたのです。Hostelworld.comとかhostels.comとか幾つかあるのですが、1泊8ドルなんかの宿がクレジットカードで1割のデポジットと手数料を払うことで、リアルタイムで予約できてしまうんですね。サンフランシスコやナパにあるおしゃれなB&B等でさえ、お問い合わせフォームをメールして数日後に返事がくるのが関の山だというのに、驚きです。もちろん世界中のあらゆる街がカバーされているわけではありませんが、かなりの広がりを見せています。普及の裏には宿主にメリットを伝えトレーニングをしてまわる結構な人力が必要だったことと想像します。

それから、ネットではないのですが、コンテンツの面で「世界狭し」と思った話。首都のキトから北に2時間半程にあるインディヘナの街、オタバロというところに中距離バスで行ったのですが、そのバスの中で上映されたのはハリウッドB級映画ではなく、何と韓国ドラマ。しかも、天国への階段でした。民族衣装を着た人々に囲まれ標高の高いアンデス山脈をくねくねと走りながら見る、スペイン語を話すチェ・ジウ。アジア系を殆ど見かけないこの地でも、韓流強し。 日本のコンテンツでこれまで海外で一番普及したものって何でしょうね。かなり昔にアジアで「おしん」人気がありましたしポケモンなんかもありましたが、やはりドラえもんですかね。

さて、エクアドル、温泉もありますしガラパゴスもありますし良いところですが、在米の方には特にお薦めです。というのも、この国、数年前に通貨を米ドルに代えたので、両替の必要が一切ないのです。ドル安の被害を受けずにすみますよ。

というわけで、かなり取り留めないですが、ご容赦を。
今年もテクノロジー関連、ベンチャー関連、追っていきます。
お付き合いの程、ぜひ、宜しくお願い致します。

ではまた。

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